CloudNative Days Tokyo 2019 Day1 レポート?感想?です。
※OpenStack, k8s 周りの知識不足の為、捉え間違えてる可能性がありますので、その場合はご指摘いただけたら嬉しいです
登録者数は、約1600人で、スポンサーが約50、セッションは約100 らしいです。
このイベントは初参加で、今回はスピーカーの同行者という形で参加させていただきました!
運営者の皆さま、ありがとうございました!
また @Spring_MT さん誘っていただいてありがとうございました!
感謝です。
ちなみに、同行者の場合は、ノベルティーが貰えないかつトークは一般の方優先で席が空いていたら聞くことができるというような感じでした。
会場へは 9:00 に到着しましたが、すでに受付が開始されており、人もちらほら集まっていました。
受付を済ますと、Keynote の部屋に案内されました。
Keynote
主催者側の方を含めて計6人の方で順番にトークをされていて、中々のボリュームです。
最終的20分ぐらい押し気味で、 10:00 ~ 11:40 の予定が 12:00 ぐらいに終わりました。
どのトークも興味深かったですが、特に印象に残ったトークの感想を書いておきます。
ちなみにリスニングが苦手なので、同時通訳を聞いており、その内容で書いています。
Collaboration Without Boundaries
OpenStack Foundation の Mark Collier さんの どのように OpenStack を広めたのか という話で、OpenStack が始まってもう9年で、一番最初からグローバルイベントにし、世界から招いて、なにか持ち帰ってもらうように心掛けた。
と言っており、すごく良いコミュニティの作り方だなと感じました。
また この活動を通して、国境を越えてコラボレーションすることは可能だと言うことが分かった、そしてテクノロジーのパワフルな力で生活を変えることができると言うことを学んだ。
と話されていて感銘を受けました。
今まで、自分自身いくつものテクノロジーで生活を変えられています。
そして現在は開発者側の立場でもある為、色々な方と力を合わせてテクノロジーで生活をより良くしていきたいと改めて感じました。
Performing Infrastructure Migrations at Scale
次に Airbnb の Melanie Cebula さんの 大規模インフラのマイグレーションを如何にスケーラビリティにするか という話でした。
話す速度が半端なく早く圧倒され、同時通訳のありがたみをめちゃくちゃ感じました。
それでも追いつけなかった。。
Airbnb では400ほどのサービスの 72% が k8s で動いているらしいです。
Tech Debt が増えるとどんどん効率が悪くなり、仕事が進まない
ので抽象化やコードのリファクタリングをしてどんどんマイグレーションしていこうと言っていた?
どこのチームも同じなんだなという謎の安心感を得ました。
Tech Debt は技術的負債?ですかね。
あとは、以下の点も大切と言っていました。
- テクノロジーを判断するためには、プロトタイプが必要
- アーリーユーザーにだけ使ってみたりする
- ドキュメンテーションをたくさん作る
- トレーニングや新しいツールの作成なども行う
ちなみに Summary はこちらに載っています。
本当に実践的で良いトークだったので、あとでスライド見ながら動画見返したいです。
Kubernetes クラスタのポータビリティを保つための8原則
Wantedly の大坪さんの話です。
speakerdeck.com
Wantedly では99% のサービスが k8s に載ってるらしいです。
k8s において、アプリケーションエンジニアとインフラエンジニアの責務を明文化して分類し、役割を分けれているのが良さそうでした。
また The Twelve-Factor App をインフラ用にまとめて取り入れようとしてるのが面白く感じました。
The Twelve-Factor App はちゃんと読んだことがないので、あとで読むと決意しました。
The Twelve-Factor App (日本語訳)
非名前管理などは、実際自分のそのような処理書きがちだなーと思っており、参考にしたいと思います。
OpenStack コミュニティの現在と今後
そもそも OpenStack がどのようなコミュニティなのかという事前知識がなかったので、興味深かかったです。
あまり普段がっつりインフラを触ることがないということもあり、Linux Kernel, Chromium, に次いで Commit数が多いプロジェクトというのも知りませんでした。
CircleCI 2.0を支える2つのコンテナクラスター
CircleCI の金さんの話です。
CloudNative Days 2019 Fukuoka のトーク内容と被っているみたいです。
CircleCI は世界最大規模らしく、ピークで daily 120万ビルドを捌くそう。
コンテナクラスターは k8s と Nomad を使っていて、僕たちが job として使っているのは Nomad の方だとか。
また v1.0 時代は手動でスケーリングを行なっていたそうで ヒューマンスケーラー
と呼んでいるそうです。(これ面白かった!)
障害発生時のなどは各担当の役割を明確にし、即座にボランティア(リーダーの志願)で体制ができるというのは、チームとしての連携がすごいと思いました。
20分で解決するのを目標としているらしい。
世界各地にメンバーがいるのにすごすぎる。。
あとは SRE Clinic 呼ばれる制度で、週でローテーションをして Toil を潰して、担当以外の他のエンジニアは本来の作業に集中してもらうようにしているらしく、面白い制度だな思いました。
とにかく、チームの連携具合が素晴らしいです。
あ、あと Clojure 書きたい人絶賛募集中らしいです!急げ!
Knativeで実現するKubernetes上のサーバーレスアーキテクチャ
メルペイの杉田さんの話です。
Knative 自体名前は聞いたことがある程度だったので、理解が追いつかなかったのですが、Keynote でも Knative が触れられていたので話題の技術なんだなと思いました。
トークの中盤からデモを中心に実際にスケーリングさせたりしていました。
k8s 周りキャッチアップした後に触れてみたいです。
メルペイのマイクロサービスの構築と運用
メルペイの高木さんの話です。
マイクロサービスをやってみてどうだったか?という話で、実際の現場の知見がたくさんありました。
資料にまとまってるので、詳しいことは書きませんが、マイクロサービスを始める為の技術的資産がふんだんにありそうで流石だなという感じです。
あとは地雷を踏んだ時の出来事が共有されて、興味深かったです。
新しい技術を積極的に採用し、なにか問題が発生した時にロールバックできる仕組みなどはとても大切なんだなと感じました。
まとめ
最近のインフラ技術を全然キャッチアップできていなかったので、どれも新鮮に感じ、
皆さん、楽しそうにインフラ技術について話されるので、インフラどんどん触っていきたいぞ!ってなりました。
とりあえず、プロジェクトでは k8s を採用しているので、これからガッツリやっていこうと思います!
こんな感じで Day1 のレポート?感想?は終わりです。
当日中に公開したかったので、すごいざっくりしてすみません。。気が向いたら追記します。
それでは、明日もよろしくお願いします!
あ、最後に半袖だと会場が寒かったです。
なので、明日は上着を持っていきます!
まい泉は最高だ!!!