TL に流れてきて気になりざっくり読んだので忘れないうちに感想を書く。
前提
自分はソフトウェアエンジニアを本業にしていて、平均すると2ヶ月に1冊は技術書を読んでいる。
課題感はいざ学ぼうと技術書を手に取るが、難しくて途中で投げ出すことが多い。
だいたい 1/3 ぐらい読んでギブアップすることが多い気がする。
様々なジャンルをつまみながら読んでいてどれも中途半端になってしまっている。
この本ではそのような中途半端な状態を減らしつつ、少しでも効率良く学べるようになる方法が知れたら良いなと思い手にとった。
概要
主にIT 分野の技術書の読み方の tips が書かれた how to 本で著者二人の読み方が具体的に紹介されている。
本選びから読み方、アウトプットの方法まで体系的に紹介されている。
感想
特に印象に残ったところをいくつか書いてみる。
本の選び方
本の選び方として、以下がとても参考になった。
技術の習得という観点でいえば、自分のスキルから見て少し難しい本であれば効果的に学習できます。たとえば「半分ぐらいは知らないが、読めばなんとかなりそう」、「2割ぐらいはすごく難しそう」といった印象を受ければ、ちょうどよいレベルといえる
確かに今まで挫折した本では半分以上知らない内容のものが多い。
半分ぐらい知らないけど読めば分かりそうな本や、2割ぐらいすごく難しいという本は、逆に簡単すぎでは?と思って対象外にしてしまっていた。
せっかくお金を出して買うのだから少しでも多く得ないといけないような感覚に陥っていた気もする。
様々な読書法
様々な読書法が紹介されていていくつか試してみたくなった。
- くじ引き読書法
- 分冊化読書法
- 時間制限読書法
- 一点突破読書法
- 超多読法
くじ引き読書法に近しいことは今もやっていて、例えば、パートナーや友人が持っている本で自分じゃまず選ばない本などを借りて読んだりしている。
確かに新しい発見も多いので面白いと思う。
この中で自分に合っていそうなのは、時間制限読書法 + 一点突破読書法 のハイブリッドな方法がちょうど良さそうだった。
作中にもある通り一点突破読書法で精読するのではなく、時間制限読書法で通読を混ぜながら前進させてモチベーションを高めながら読むのが良さそうな気がしている。
物理本は集中の妨げになるものがない
技術書は基本的に分厚く重く場所も取るので、最近は物理本はやめて Kindle しか買わないようにしていた。
これも iPad や MacBook で読んでいると通知がきたり、Twitter を開いて集中できていないことが多いので物理本でまた買ってみようかなと思った。
読書開始日、終了日を記録する
また読書メモなども気が向いたら取っていたけど、読書開始と終了の日付を取れていなかったので定量的に測る材料として残しておいた方が良いなと思った。
まとめ
- 全体の 3 ~ 4割が知らない内容だったので満足度が高かった
- 本の選び方として「半分ぐらいは知らないが、読めばなんとかなりそう」、「2割ぐらいはすごく難しそう」と感じる本を選ぶ
プラスアルファ難易度が高い本も混ぜる - 学習したい内容を少し絞って 時間制限読書法 + 一点突破読書法 のハイブリッドでしばらく学習してみる
- また物理本を試す
- 読書開始、終了の日付も取りながら定量的に測れるようにする