上京エンジニアの葛藤

都会に染まる日々

プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則 を読んだ

表題の通り プリンシプル オブ プログラミング を読んだので忘れないように感想文を書く。

「3年目にまで身につけたい」とタイトルでは謳われていて、ソフトウェアエンジニアになって7年近く経った気がするけど読み物として面白そうだったので手にとってみた。

概要

プリンシプル (principle) = 原理、原則 という意味なのでプログラミングを行う上での原理、原則が紹介されている本だ。
なにかの技術を解説されているわけではないし、コード例が載っているわけではないので実践ですぐに役に立つというものではない。

良かった点

  • ある概念について出典、関連書籍なども含めて紹介されている点で、気になることは深堀って調べやすい
  • 広く浅く知れることで、頭の片隅にインデックスを貼ることができる

感想

概念的な説明が細かく分けて紹介されているので読みやすかった。

自分は運良く業務を行う上で先輩からこの手の指摘をされたりしており、一度は聞いたことあるものばかりだったので、特別新しい発見があったわけではない。
ただ改めて言語化されているものを読んで忘れていたことをざっくり思い出すことができた。

中でも自分が好きなルールの1つの「ボーイスカウト・ルール」も紹介されていた。
これは「来た時よりも綺麗にする」というボーイスカウトのルールをプログラミングにも当てはめて、修正を加える際に少しでもコードを綺麗にして (リファクタリング) いくというような話だ。
大規模にリファクタリングしていくのは大変だが、少しの修正なら手を入れやすいので少しずつ綺麗にしていこうということで良いルールだと思う。
実際業務でも結構意識していたりする。

まとめ

「3年目にまで」とタイトルにもあるように、紹介されている概念は現場では知ってる前提でコミュニケーションを取られることが多い。
確かにそのくらいの経験のプログラマーにはおすすめしやすい内容だった。
もちろんそれ以上の経験がある人は新たな発見は少ないが読み物として楽しめる内容だと思った。